peu à peu

ドイツで妊活しています

AMH検査

不育症検査後に処方していただいたお薬がなくなり、改めて処方してもらいに行きつつ、そのままタイミング指導もお願いしました。

それから数ヶ月、なかなか授かりません。。先生もそろそろ妊娠してもよいのにねと、念のためにAMH検査をすることになりました。

結果は、AMH 2.64 ng/ml .. 。

すぐにステップアップの必要はないけれど、少しはやめに検討しましょうとのことでした。

大丈夫かなあ

 

<AMHについて>

・発育過程にいる卵胞から分泌されるホルモン

・卵巣の中に残っている卵の数を反映する

・妊娠率、卵子の質とは相関しない

・±15% の測定誤差がある 

不育症の検査

不育症...?

通っていた病院では検査を受けられないため、くちこみや通いやすいさから、日本医科大学病院で検査を受けることにしました。

 

検査は流産後2回の生理を見送って、ホルモンバランスなどが整ってから、受けられます。

すぐにでも!という気持ちでしたが、まずは紹介状を書いていただき、予約。先生がお一人のため、お問い合わせをしてからひと月くらい先の初診日になりました。

 (予約なしでも、先生がいらっしゃる曜日は診ていただけますが、1日待つ可能性があるそうです )

 

そして、初診。

優しくはっきりとお話ししてくださり、質問もしやすく、とても安心感のある先生でした。

これまでの妊娠と流産についての確認をして、内診、採血をして、終了です。

血液検査は自費と保険診療と、別日に分けて受けることになりました。

 

結果、1か所だけ値が足りていませんでした。

第12因子凝固活性 49.5

普通に生活していくには十分な値なのですが、妊娠出産するための基準値には達していないそうです。

 

妊娠の可能性がある間だけ、バイアスピリンを1錠服用することとなりました。

先生の経験上、夕食後に飲むのが効果的とのことで、その通りに飲んでいます。

 

赤ちゃん、今度は産みたい..!

 

<費用>

初診・内診・血液検査 8,570 yen

自費血液検査 23,485 yen

夫染色体検査 10,780 yen

妻染色体検査・診察 10,910 yen

それから…

2度目の流産後、仕事をしばらくお休みすることになりました。そしてそのまま退職。

 

赤ちゃんを守ることができず、天職と感じていた仕事は手放し、何もなく空っぽな日々です。

虚しさや劣等感、焦り、人生で経験したことがない辛さと悲しさで、鬱々と過ごしていました。

 

元気な心拍、夫にも見せたかった。

でも同時に見えたひしゃげた胎嚢…

どちらも頭から離れず、殺してしまった、という思いも強いせいか、夜は恐ろしい夢に震えることもありました。

 

ただ、きっともう一度妊娠する…

そんな希望のような思いもあり、まずは不育症の検査をすることにしました。

 

 

2度目の妊娠と流産

繁忙期の間に、2度目の妊娠が分かりました。流産後2回の生理を見送って、それから約半年後のことです。

ちょうど、治療の末妊娠したという友人から、病院へ通うことをおすすめされ、繁忙期が終わったらまた病院へ通おう!と少し前向きになったところでした。

 

今度は元気に赤ちゃんが育っていると信じて、繁忙期後、診察へ行きました。

ドキドキしながら診察を受けると、先生は、7割り流産です、と…

その後、前回にはなかった元気な心拍も確認できましたが、胎嚢はひしゃげていて、翌週には赤ちゃんの心拍が止まりました。

 

今回は、前回より大きさもあるために、心拍停止のまた翌週には、掻爬手術となりました。

全身麻酔をするため、帰りに付き添いが必要とのことで、夫も仕事を休み、病院へ付き添ってくれました。

手術はすぐに終わり、麻酔がしっかり覚めるまで、下腹部痛がひどくなっていくのを感じながら、ベットでお休み。午前中のうちにその痛みも和らぎ、お支払いまで終えて、ふわふわしながら、夫と帰宅しました。

 

気持ちがいっぱいいっぱいで、今回は水子供養をしませんでした。

 

<掻爬手術の費用>

16,100 yen

それから

ちょうど私が稽留流産となった月に、友人も妊娠。おめでとうという気持ちはあるのに、羨ましさと悔しさが混じってしまいます。

 
友人のおなかは大きく大きくなっていきます…
別の友人も妊娠。
でも、私はからっぽなまま。
妊婦さんや子ども連れの家族を見ると、涙が出てきます。
 
好きな仕事をしていると、気分も紛れて癒されます。
妊娠のことを考えるのは意識してやめて、仕事も繁忙期に入りました。