2度目の妊娠と流産
繁忙期の間に、2度目の妊娠が分かりました。流産後2回の生理を見送って、それから約半年後のことです。
ちょうど、治療の末妊娠したという友人から、病院へ通うことをおすすめされ、繁忙期が終わったらまた病院へ通おう!と少し前向きになったところでした。
今度は元気に赤ちゃんが育っていると信じて、繁忙期後、診察へ行きました。
ドキドキしながら診察を受けると、先生は、7割り流産です、と…
その後、前回にはなかった元気な心拍も確認できましたが、胎嚢はひしゃげていて、翌週には赤ちゃんの心拍が止まりました。
今回は、前回より大きさもあるために、心拍停止のまた翌週には、掻爬手術となりました。
全身麻酔をするため、帰りに付き添いが必要とのことで、夫も仕事を休み、病院へ付き添ってくれました。
手術はすぐに終わり、麻酔がしっかり覚めるまで、下腹部痛がひどくなっていくのを感じながら、ベットでお休み。午前中のうちにその痛みも和らぎ、お支払いまで終えて、ふわふわしながら、夫と帰宅しました。
気持ちがいっぱいいっぱいで、今回は水子供養をしませんでした。
<掻爬手術の費用>
16,100 yen
1度目の妊娠と流産
約1年授からず、不妊検査をと選んだのは、御茶ノ水にある浜田病院。
不妊科専用の待合室があり、東大病院の先生がいらして診察してくださいます。
曜日により違う先生がいらっしゃるので、できるだけ女医さんの曜日に行っていました。とても歯切れよく、お話してくださいます。
約4ヶ月後、全項目の検査が終わったところで、妊娠。
検査は全て問題なし・原因不明不妊とのことで、セキソビットを服用していました。
(クロミッドは効きすぎて、卵胞が2つ育ち、内膜も薄くなってしまいました)
舞い上がったものの、茶オリが出ていたため、不安で毎日のように流産を調べていました。
結局、育ちが悪く、心拍をぎりぎり確認できた翌週に、心拍停止…
初期の稽留流産で、大きさも小さいため、処置はせず、約1ヶ月後に進行流産となりました。
進行流産を待つひと月は、とても長くてこわくて悔しくて、はやく出てきてとおなかを叩いたこともありました。夫は、ただの細胞でしょうと…
赤ちゃん…ごめんなさい。
おなかの中がきれいになると、
赤ちゃんをもっと信じて過ごしたらよかった!
流産を待つ間もずっと、おなかにいてくれる時間を愛おしんで過ごしたらよかった!
夫にも命を実感してもらうべきだった!
とかなんとか、寂しくて虚しくて、やりきれず悲しかったです。
それから少し経ち、夫にお願いをして、夫婦で浅草寺 鎮護堂へ行きました。
毎月24日午前10時に合わせて行くと、他の方と一緒に、供養の法要をしていただけます。
どうしていなくなってしまったんだろう。