peu à peu

ドイツで妊活しています

ドイツで腹腔鏡検査(当日)

腹腔鏡検査の当日です。朝10時頃に病院へ行き、1時間くらい待合室で待つと宿泊するお部屋へ案内され、手術用の洋服に着替えて待つように指示されました。少しすると看護師さんが手の甲に点滴用の針を刺していき、また少し待つと、ベッドに寝そべったまま手術室へ運ばれ、早速検査手術です..

生年月日と名前、検査手術をする理由を聞かれて、それから麻酔用のマスクをつけて3呼吸したかどうか.. すっかり眠りに落ちて、気づくと手術室から宿泊部屋へ戻る途中でした。夫と通訳さんが心配そうに追いかけてくるので、夢うつつの中、大丈夫だよーとか何か会話したような気がします。

ちょうどお昼頃だったので、検査時間は30分もなかったのかなと思います。検査は問題なく終わり、結果は明日医師から説明があるとのことだったので、通訳さんには帰っていただきました。おなかの傷も2箇所で済み、まっすぐに寝ている分には痛みもほとんどありません。夫には夕方まで付き添ってもらい、話をしたりして過ごしました。

夫も帰った後は、看護師さんが一度来てふとももに抗生剤の注射をしていきました。そして夜ごはん.. なんと Kalt Essen(カルトエッセン)でした。各種パン・チーズ・ハム・ヨーグルトから食べたいものを選んで食べます。胃の調子もいつも通りだったので、それぞれひとつずついただきました。

眠くなってきた頃、お医者さんが来て、明日聞くつもりでいた結果についてその場でお話しされ、結果が記載された書類もいただきました。英語も流暢な先生だったので、なんとかなりました..

結果は、左側の卵管がほとんど通っていないとのこと。。ショック.. ですが今回の検査結果としては妊娠の可能性も十分あるとのことで、希望も少し..

 

○持ちもの

  • 手術や麻酔の同意書など書類
  • パジャマ
  • 生理用品(多い日用と夜用)
  • スリッパ
  • タオル
  • 歯磨きセット
  • 基礎化粧品と簡単なメイク道具
  • スマホNetflix の映画をいくつかダウンロードしておきました)
  • お金(お財布は夫に預けて念のための10€だけ)

 

ドイツで腹腔鏡検査(初診)

紹介された総合病院へ電話をすると、生理直後の検査がよいとのことで、生理から1週間経った頃に初診へ行くことになりました。

 

初診当日、まずは受付で個人情報を登録して、入院時の料金の説明・患者に何かあった場合の責任について・個人情報についてなどの書類を数枚渡され、最低限必要な内容について説明を受けました。その場で署名が必要なものもありますが、書類はすべてドイツ語.. その場ではとても読みきれず、帰宅後にゆっくり調べて読みました。ここでの会話もすべてドイツ語で、私たちにわかるよう説明してくださりありがたかったです。

それから別の建物にある婦人科へ行き、血液検査・尿検査をしてから専門医と話します。これまでの経緯を伝えると、腹腔鏡検査は必要ですか?と.. 主治医から検査を勧められたと伝えて、では検査しましょうということにはなりましたが、帰宅後もう一度夫と検査を受けるかどうか話し合いました。

この場では検査を受けるということで腹腔鏡検査についての説明を受け、日程は 4 日後(生理 11 日目でした)に決まりました。1 泊入院の予定ですが、状態によっては数日入院する場合もあるとのことでした。ここではほぼすべて英語で対応してくださり、書類も英語版があり、少しほっとしました。

そして麻酔についての問診票を記入して、麻酔科で専門医と話します。麻酔科の先生との会話はドイツ語でしたが、問診票と書類は英語版があったため、それを頼りに無事終えられました。

最後、再び婦人科に戻り、看護師さんから腹腔鏡検査当日についての説明を受けます。当日の予約時間と場所・持ち物などを記載した紙ももらい、当日は通訳さんを連れてくるようにとのことでした。お支払いはないので、これで終了です。

 

ながかった..

そしてドイツ語の必要さを改めて実感しました.. 普段の生活はなんとかなっても、大事なところはやはりドイツなのでドイツ語です。がんばらねば!

Laparoskopie ?

だいぶ空いてしまいましたが、まだまだ妊活の日々です。年始に腹腔鏡検査を受けたので、そこから記録をつづけようと思います。

 

そろそろステップアップの相談をしようと病院へ電話すると、受付で

次は Laparoskopie(腹腔鏡検査)を受けてもらうので、指定の病院へ予約を入れて紹介状を取りに来てください

と言われました。

Laparoskopie??

日本語で検索すると、簡単な手術とはいえ全身麻酔下での手術で入院も必要な検査と知り.. それをさらっと電話の受付だけで指示されたことで、不信と不安でいっぱいになってしまいました。

そこで夫と相談して、一度先生と会って話を聞くことに。でも先生もさらっと、

どうしたの?みんな受けている検査ですよ、本当に簡単な検査でリスクもとても少ないです

と.. 結局、検査をすることにしました。ドイツでは卵管の検査をする際に、卵管造影検査ではなく腹腔鏡検査をするのが一般的で、筋腫の有無も含めておなかの中の状態を直接目で見て確認するそうです。日本で卵管造影検査をしていましたが、実際に見てみないとわからないとのことでした。

 

小さな覚悟はしたものの、それでも海外での手術と入院にどうしても不安になり、調べてはこわくなり泣いての繰り返しで、うじうじと当日の朝までやっぱりやめようかと悩んでいました..

ドイツでAIH

紹介していただいた病院へ行くと、子宮筋腫はまったくなくて綺麗な状態でした。

生理痛も普段ほとんどなく自覚症状も少なかったので、大丈夫では?と思いつつも、精密検査が必要となるとやはり心配で、検査日までは日々ネットサーフィンしていました..

何が見えていたのだろうという疑問は残りましたが、ひとまず問題がなく安心しました。

 

そして、とうとう AIH です。

保険会社へ押印をお願いした AIH 費用助成の書類は、こちらから保険会社へ送付して1週間くらいで返送されてきました。それを持って病院へ行きます。

AIH 自体は日本とほぼ変わらず、まずは排卵日より少し前に卵胞チェックへ行き(タイミングと同じようにこちらでは血液検査も同時にしました)、当日は 夫が先に予約をしてその数時間後に妻が予約をしました。AIH 後は、排卵を促す注射をしました。

 

結果は.. みごとにだめでした。。保険でまかなえる上限3回に加えて自費でも1回挑戦したのですが、すべてうまくいきませんでした。

まわりでは二人目の妊娠もちらほら聞く中.. 私は刻々と歳だけを重ねてゆく日々。。不安になります。

子宮筋腫?

AMH検査の結果があまりよくないためゆっくりもしていられないのではと思い、いつまでタイミング指導を続けるのかと先生に聞いてみました。すると、夫の検査をしてその結果もふまえて AIH を検討しましょうとのこと。

結果、AIH をするうえではまったく問題ないもののやや悪いようでした。その月は私のおなかの中の状態がそれほどよくないとのことで、よいときをみて AIH をすることになりました。

AIH は治療費の半分が健康保険でまかなえるそうで、そのための書類を保険会社へ送り押印してもらいます。

 

..とここで、よく見ると小さな子宮筋腫が見えるとか。子宮筋腫の位置によっては流産や妊娠しにくい原因になるため、手術をして取り除きましょうとのこと。。より精密な画像検査をできる病院への紹介状をいただきました。

生理はわりと規則的で出血もひどくなく痛みもないので、まさか子宮筋腫があるとは.. 前回の生理は特に塊がたくさん出ていたので、心配です。